なんとラオニッチがヒザのケガで棄権。代わりに補欠のダビド・フェレールと錦織圭は対戦することになった。ダビド・フェレールはATPランキングで10位の選手であるので、相手に不足はないが、ラオニッチが棄権を発表したのがつい1時間半前なので準備はできてるのかな・・。
ダビド・フェレールはスペイン出身1982年生まれの32歳。過去の男子シングルス自己最高順位は3位だ。2007年のジャパンオープンでは優勝している。
画像でも分かる通り、鍛えぬかれた筋肉でぐいぐいと攻め、がっちり守る攻守にすぐれた選手である。フットワークやスタミナに優れ、フォアもバックもいけるためストローク戦も得意だ。また優れたフットワークを活かしたネットプレイも得意。このあたりは錦織圭と似たところがあるのかもしれない。
これまでの対戦成績は錦織圭の5勝3敗で勝ち越している。2014年は3回対戦して3勝している。ラオニッチよりは汲みやすい相手かもしれないが、今年の3勝も接戦の末に錦織圭がもぎ取った勝利。しかも、フェレールは長年ランキング上位を維持し続けているベテラン。どんな戦いになるか楽しみだ。