冬の夜空を彩る流星群がまた見られる! 次はふたご座流星群だ。ふたご座流星群はしぶんぎ座流星群(1月)、ペルセウス座流星群(8月)とあわせて、年間三大流星群と呼ばれているもののひとつだが、中でも一晩に流れる流星の数はもっとも多い。条件が良ければ一晩に500個は流れ、1時間に200個もの流星が見られることもある。
今年は12月7日~17日が見頃で、ピークは14日の日没から月が昇る23時頃まで。一番観測に適しているのは14日の21時頃という。次に最適なのは前日の12月13日の同じく日没から23時頃。
天気予報では、太平洋側は晴れて観測には最適の天気。一方、日本海側は雨や雪が降り、東北(太平洋側)や東海~京阪神の一部、沖縄などは雲が多いことが予想されている。
2014年のふたご座流星群シミュレーション
例によって月や市街地の明かりをを背にして月明かりや街明かりが入らないようにして、天空全体をぼんやり眺めて流星を楽しもう。観測に最適な場所は、ど田舎。要するに街明かりがない暗い場所が一番いいわけ。そしてビルや山があると空が狭くなってしまうので、開けた場所がいい。
流星といっても火球と呼ばれる超明るいものから、とっても暗い星まで様々。なるべく多くの流星を楽しみたいなら、ぜひとも暗い場所で観測を楽しみたい。もちろん、想像を絶する寒さなので、防寒対策も万全に! 10分ぐらいで諦めずせめて30分は空をじっと見るように。