神奈川県 自然災害

箱根山噴火したら横浜まで火砕流? 過去の噴火は?

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hakone-yama

箱根山の噴火警戒レベルが1から2になった。昨日から体感地震の回数が増えたことと、GWということで観光客への被災を考えてのレベルアップのようだ。また昨年の御嶽山のこともあり、より敏感になっていることもあるだろう。

箱根山は日本の火山の中で最も研究が進んでいる山だそうだ。温泉観光地のため、あちこちが深くボーリングされ、地下構造が緻密にわかり、その生い立ちや構造などが明らかになっているという。もちろん、東京からのアクセスがいいことも研究者にとっては便利なのだろう。

そんな箱根山が最後に噴火したのは約3100年前の縄文時代後期のこと。大規模な水蒸気爆発で山は崩壊し、大涌谷が出来、火砕流などで早川が堰き止められて芦ノ湖が出来た。

この約3000年前の爆発まで箱根山は富士山のような約2700mの成層火山だったが、それが水蒸気爆発で崩壊して現在の1438mになったとされているが、近年の研究で箱根に単一の成層火山はなく、こぶりな成層火山が複数存在していたことが明らかになった。

さらに遡ると箱根山の誕生は約65万年前になる。その後もたびたび噴火を繰り返し、山の形を変えながら現在に至るわけだが、最大の爆発は約6万6000年前のこと。この時の噴火で火砕流は横浜まで及んだというから恐ろしい。

横浜と箱根は直線距離で約50kmだが、火山の影響は風向きによってだいぶ異なるので、もしも大噴火が起きれば50kmなんてあっという間に到達してしまうだろう。また火砕流や溶岩の落下だけでなく、火山灰などまで含めれば1000kmを超えても影響が出てしまうのが火山の噴火であるため、備えておきたい。さらに、箱根山と富士山は地下で繋がっているので、箱根の噴火で眠っていた富士山が目覚める可能性も指摘されている。

今回はあくまでも「小規模噴火の可能性がある」と言われているのでそこまでビッグな爆発ではなさそうだが、気安く観に行ってみようか、などと思わないことだ。

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