天文

はやぶさ2打ち上げ時間は11月30日13時24分48秒 ライブ中継あり

投稿日:

hayabusa2
小惑星探査機はやぶさ2の打ち上げが迫ってきた。日時は11月30日13時24分48秒だ。なぜこのようなキリの悪い時刻なのかというと、この時刻がもっともロケットの燃料を効率的に使うためなのだ。地球の引力、重力、遠心力などと目標とする小惑星との位置関係で入念に計算して、13時24分48秒という時刻が叩きだされたというわけ。鹿児島県・種子島宇宙センターに日本のロケットの発射台があるのも、同じ理由だ。地球の赤道に近い場所であるほど、宇宙に飛び出しやすいからなのだ。ロケット燃料は高価なため、少しでも少ない燃料で飛べればそれがベストなわけだ。

今回のはやぶさ2が目指す小惑星は「1999JU3」というもの。前回の小惑星「イトカワ」のような愛称がなく、とても呼びづらい名前だがネットでは愛称をつけようという動きもある。今のところ、いくつかあがっており

●マトガワ(※的川泰宣先生にちなんで。すでに存在している。映画サマーウォーズでも使われていた)
●カワグチ(※川口淳一郎先生にちなんで)
●クニナカ(※國中均プロジェクトマネージャーにちなんで)
●はやぶさ(※前回の探査機の名前を小惑星につけちゃえ!というノリ。はやぶさ2がはやぶさに探検へ行く、というよくわからないことになりそうな・・・)
●イトカワ2(※はやぶさが目指す小惑星は常にイトカワだ! すなわちはやぶさ2が目指すのはイトカワ2)
などなど。そのうち何かが定着するかもしれない。

l_ay_hayabusa2_P100006864

1999JU3は地球と火星の間にあり、地球との距離はおよそ3億km。前回はやぶさが到着した「イトカワ」とほぼ同じ距離にある。1995年5月10日に発見された小惑星だ。大きさは直径約900メートルのほぼ球体で、「C型小惑星」とカテゴライズされており、水や有機物を含むのが特徴。炭素を意味するCだ。前回のイトカワは「S型小惑星」で水をほとんど含まず、石や岩で出来ている小惑星だった。石のストーンからS型と名付けられている。なので、C型小惑星はより地球の起源を知るのにはもってこいということらしい。

この1999JU3は、どこかの星が爆発か何かでふっとんだカケラらしく、おそらく地球もどこかの星のカケラから現在の形になったと予想されており、もしかすると1999JU3と地球は同じ星の残骸かもしれないということだ。だとすると、地球と1999JU3は同じ星から生まれた兄弟ということになる。とにかく何らかのカケラを持ち帰り、それを研究し尽くすといろいろわかるのだろう。

ay_hayabusa2_1999JU3_itokawakidou

はやぶさ2は2014年11月30日に飛び立ち、3年半後の2018年に小惑星に到着。1年半にわたって観測や小型探査ロボットの投下、3回にわたる着陸とサンプル採取を行う予定だ。そして、2020年末に地球へ帰還する予定だ。2020年といえば東京オリンピックが行われる年。もちろん、前回のはやぶさ同様何らかのトラブルがあれば帰還はもっと遅れてしまう。

というか、行くのに3年半かかるのに、帰りはたった1年でいいというのも面白いところである。そもそもはやぶさ2は飛び立ってから1年間は小惑星を目指さず地球の周りをまわっているのだ。その間に機器のテストとスイングバイという万有引力の法則を使った宇宙への効率の良い飛び出し準備などをしている。なお、帰りは地球にちょっと近づいてお宝(惑星のカケラ)を届けたら、そのまままた宇宙に飛び出していく予定なので、1年だけでいいということだ。はやぶさ2の第2の人生にも期待がかかっている。

はやぶさ2の打ち上げはカウントダウンなど、ネットでも盛り上がっている。打ち上げは日曜日なので、ぜひライブ中継も見逃さずにいたい。

http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/index.html
JAXAはやぶさ2特設サイト

https://www.youtube.com/user/jaxachannel
打ち上げライブ中継(youtube)

http://www.ustream.tv/channel/jaxa-live
打ち上げライブ中継(Ustream)

http://hayabusa2020.jp/
はやぶさ2応援キャンペーン

-天文
-, , , , ,

Copyright© マンデーモーニングブルー , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.