北斗晶の乳がんの手術が無事終了したようだ。右の乳房を切除してしまい、まだ本人は右胸を見るのが怖いといっているようだが、そのうちにないのが当たり前になるのだろう。
朝のサンジャポで西川史子が語っていたが、やはり女性にとって胸がなくなるというのは精神的につらいものがあるようだ。男性にとっては睾丸がなくなるようなものだろうか。生まれた時からついているものがある日を境にまったくなくなるというのは相当な喪失感だろう。
さて、北斗晶については意外とがんが進行しているのではないかという噂がある。がんの進行状態にはステージという指標があるので紹介すると以下のとおり。
ステージ0: がん細胞が粘膜内にとどまる状態
ステージ1: がん腫瘍が筋肉層まで転移
ステージ2: がん腫瘍が若干リンパ節まで転移
ステージ3: がん腫瘍がリンパ節まで転移
ステージ4: がんが別の臓器まで転移
さらにステージ2と3はabcと3段階に分かれており、ステージ2a,ステージ2b,ステージ2c,ステージ3a,ステージ3b,ステージ3cという分類法もある。
北斗晶は乳房の切除をもとめられているので、リンパ節まで転移しているだろうと考えられる。おそらくステージ2かステージ3と予想される。詳細な分類法だとステージ2bではないとも言われている。
ただし、乳がんは生存率の高いがんであり、きちんと手術すれば完治の可能性も高い。5年生存率という指標を紹介すると以下の通り。
●乳がんの5年実測生存率
ステージ 0:100%
ステージ1:95%
ステージ2:90.9%
ステージ3:69.7%
ステージ4:32.2%
ステージ2であればかなり大丈夫。ちなみに、乳がんでは10年生存率という他のがんではあまりみかけない指標もあり、そっちも紹介すると以下の通り。
●乳がんの10年実測生存率
ステージ 0:95.4%
ステージ1:89.1%
ステージ2:78.6%
ステージ3:58.7%
ステージ4:25.4%
ステージ2とステージ3ではちょっと生存率が変わるようなので、なんとかステージ2で手術されたと信じたいが・・・。例えば余命少ない後期高齢者が乳がんになると、10年後に死んだとしてもそれが乳がんのせいなんだか、寿命なんだかわからないと思うのだが・・・。