自然災害

エアコンのない江戸時代の熱中症対策とは?

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sudare

猛烈な暑さが日本を覆っている。東京では今日も最高気温35度を超え、5日連続の猛暑日は史上初という記録だ。しかも、今後もまだ記録を更新する可能性が高いというからうんざりするしかない。7月27日~8月2日の1週間に1万1672人もの人が熱中症で救急搬送され、25人もの人が死亡した。

しかし、昔の東京、つまり江戸に住む人々はどうやってこの暑さをしのいでいたのだろうか。エアコンはおろか扇風機さえもなかった時代の暑さ対策などを調べてみた。

まずはそもそもの前提として昔はここまで暑くなかったのではないかという疑問もある。48歳の私ですら、小学生の頃はこんなに毎日暑かったっけなぁ・・・と思うのだ(神奈川在住だが)。日中の最高気温が35度を超える日を「猛暑日」と呼ぼうと広まったのが2007年であり、比較的新しい概念なのだ。おそらく、これも地球温暖化の影響によるものなので、その昔の江戸はここまで暑くはなかったようだ。

理由はいくつかあり、エアコンやクルマやその他人工的なエネルギーが出す排気熱などがそもそも江戸時代にはゼロである。その時代の熱エネルギーといえば、煮炊きの火など日常生活で使う火ぐらいなものだろう。

また、今よりも大量に生えていた草木もまた気温を下げる要因となる。アスファルトの照り返しなんてものもなかったはずだ。

さらに江戸は当時あちこちに川があって、そのおかげで空気が冷まされていたということも言われている。今はフタをしてしまっているような小さな川なども全てむき出しだったはずなので、相当数の川や運河や池があったはずなのだ。

というわけで、江戸は今よりも涼しかったことがわかる。にしてもやはり相当暑い日があったはずである。暑さをしのぐために様々な知恵を絞っている。

すだれで日陰を作り、行水で体温を下げる。朝と夕に打ち水をすることで昼間と夜間の気温が3度も下がるということを体感で知っていたらしい。しかも、日陰に打ち水をすることが効果的であることも、温度計のない時代であったはずなのに実践していたとうから素晴らしい。

熱中症で死ぬ人はいまより少なかったと言われているが、それは生まれた時からエアコンに慣れた身体の現代人よりも圧倒的に体温調節機能が優れていたからに他ならない。ただし、いい薬もない時代、暑い日は別の病気で亡くなる人が多かったと言われている。

しっかりエアコンを付け、しっかり水分を摂り、現代人としてぬくぬくと真夏を生き抜いていきたい。

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