生活

無戸籍の子が122人未就学 無戸籍の人は567人 離婚後300日問題

投稿日:

newkosekil

全国で無戸籍の子供が122人いることが判明した。本来は小学校中学校に通うべき6歳から15歳の子供が全国に142人おり、その中で学校に通っているのは20人だけ。つまり122人は学校に通わず、ぶらぶら?しているのだ。

また6歳から15歳を含めた無戸籍の人は全国に567人もいるという。乳幼児や成人している人もいるのだとか。どうして、こんなにも無戸籍の人がいるのだろうか。

通常は子供が生まれたら出生届けを役所に出すのだが、それをしていないため、戸籍が作られず、無戸籍となってしまう。なぜ出生届けを出さない人がいるのか。

いくつかのパターンがあるようだ。
・子供が生まれたら出生届けを出すということを知らない。
あまり世の中の仕組みを知らない若くして自宅出産などをした場合、出生届けを出すなんてことをせずにそのまま育ててしまうパターンがあるようだ。

・出産するための費用を踏み倒して病院から逃げ出してしまったため、届け出を出して居場所がバレるのを恐れて出さないパターン。
気持ちはわかるが、長い目で見て子供の不利益がどれほどになるかを知らない近視眼的な生き方だなぁ。

・DVなどで離婚した前夫に知られたくないため届け出をしない。
このパターンはいろいろと問題を抱えている。現在の民法では離婚後300日以内に生まれた子供は自動的に前夫の子供となる。この法律が作られた明治29年には意味のある「摘出推定」だったが、現代にはそぐわず、無戸籍の子供を増やす原因となっている。これは「離婚後300日問題」と名付けられるほどになり、現代では幅広く知られるようになった。

裁判を起こし、DNA鑑定などの結果を出せば、戸籍の父親欄が実の父親になるような判決が出ることが多くなってるのだが、そもそも裁判を起こしたくないという女性も多い。前夫に知られたくないからだという。なぜ前夫に知られたくないのかと言えば前夫のDV(ドメスティック・バイオレンス)により離婚した女性が多いからだ。絶対に居場所を知られたくないし、裁判などで顔をあわせるのも嫌だという女性が、裁判も起こさず、出生届けも出さないのだという。

現代ではDNA鑑定という手法もあるのだから、こんな古臭い法律はさっさと変えればいいのだが、なかなか進んでいないようだ。300日ぐらい出産を待てよ、という世間の冷たい目もあるらしいが・・・。少なくとも男性には300日問題などないのだから、男女平等の法律ではない。

無戸籍であることの不利益は学校に通えないだけではない。健康保険証も作られないので、病気になった時にも高額な医療費を支払わなくてはならない。運転免許も取れない。住民票がないため家も金も借りられない。携帯電話も自分名義では持てない。選挙権もない。就職も大手の企業には無理だし、結婚も難しい。ただし、「離婚後300日問題」が知られるようになり、自治体などの好意で無戸籍でも小中学校には通えることが多くなってきたようだ。

世論もあり、徐々に無戸籍であっても住民票だけは出したり、義務教育は受けられるようにしたり、自治体がそれぞれ個別に対応している例も増えてきているようだが、大元の民法を変えない限り無戸籍の少年少女はこれからも増えてしまうような気がする。

-生活
-,

Copyright© マンデーモーニングブルー , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.